しょうじんふくさ【精進袱紗】
仏事の贈り物などに用いる袱紗。白・浅葱 (あさぎ) 色などに定紋または蓮華の模様などをつける。
しょうじんまげ【精進髷】
女性の髪型の一。葬列に加わるときなどのもので、多くはつぶし島田。不幸髷。泣き島田。死去髻 (しきょたぶさ) 。
しょうじんもの【精進物】
野菜や穀物などを主とする、肉類を使わない食べ物。⇔生臭物 (なまぐさもの) 。
しょうじんや【精進屋】
1 祭りや参詣の前に、心身を清めるためにこもる建物。 2 精進料理・精神揚げなどを商う店。
しょうじんやど【精進宿】
(近畿地方などで)葬式のときに、会葬者に出す食事の調理をする家。死によってけがれた喪家の火を忌み、近隣の家で調理する。
しょうじんりょうり【精進料理】
魚介類や肉類を用いず、穀物・野菜などを主とする料理。殺生を戒める大乗仏教の考え方に由来。⇔生臭 (なまぐさ) 料理。