けいとうじゅ【系統樹】
生物を相互の類縁関係をもとに配列し、枝分かれした樹木のような形で示したもの。
けいとうてき【系統的】
[形動]順序立って組み立てられているさま。「—な指導」
けいとうはっせい【系統発生】
生物の種が進化してきた過程。ドイツの動物学者ヘッケルの造語で、個体発生における変化は系統発生を繰り返したものであると主張した。→個体発生
けいとうぶんるいがく【系統分類学】
生物進化の観点から生物間の類縁関係を調べ、系統的に分類、体系づける学問。
けいとうのうきょう【系統農協】
農業協同組合の組織全体のこと。組合員である農家、単位農協、信用農業協同組合連合会(信連)などの都道府県組織、全国農業協同組合連合会(全農)・全国農業協同組合中央会(JA全中)・農林中央金庫などの全国組織で構成される。
けいとうれんけい【系統連系】
太陽光発電や風力発電などの発電設備を電力会社の送電線や配電線に接続して運用すること。
けいとうめい【系統名】
化学物質の構造をもとに、IUPAC(国際純正・応用化学連合)が一定の基準で一義的に命名した名称。有機化合物に多く、慣用名と異なる。組織名。
けいとうほうかい【系統崩壊】
電力の需給の不均衡を原因とする停電。電力の需要が発電による供給を上回る恐れがあるとき、一部の負荷を限定的に遮断することで生じる。→全系崩壊
けいとうきんゆうきかん【系統金融機関】
信用事業を行う農業協同組合・漁業協同組合とその上部組織の総称。農協系統金融機関(JAバンク)と漁協系統金融機関(JFマリンバンク)がある。協同組織金融機関の一つ。農漁協系統金融機関。 [補説]株式会社となる前の商工組合中央金庫(商工中金)も系統金融機関だった。
けいとうちゅうおうきかん【系統中央機関】
地域の単位組合・都道府県単位の連合会・全国組織といった階層構造を持つ金融グループを統括する中核機関。協同組織金融機関の全国機関の総称。信金中央金庫・全国信用協同組合連合会・労働金庫連合会・農林中央金庫がこれにあたり、余裕資金の運用、為替の集中決済などを行う。系統中央金融機関。中央金融機関。協同組織中央機関。