のうぜいかんりにん【納税管理人】
個人および法人の納税者が国内に住所や事業所をもたない場合、その代理人として納税に関する事務を処理する者。
のうぜいこくち【納税告知】
国税について、納付すべき税額、納期限および納付場所を指定して納付を請求する行為。
のうぜいしゃ【納税者】
法人税・所得税などの税金を納めている人。納税義務者。タックスペイヤー。
のうぜいしゃばんごうせいど【納税者番号制度】
納税者に固有の番号を付与し、所得や資産を把握する仕組み。課税の公正化・効率化を図れる一方、個人情報の漏出やプライバシーの侵害が懸念される。→マイナンバー [補説]米国やカナダなどは社会保障番号、北欧・韓国・シンガポールなどは出生時に全国民に付与される識別番号を利用。ドイツ・イタリア・オーストラリアなどは税務専用の番号制度を設けている。日本では、平成28年(2016)からマイナンバー制度が導入されたが、各税務署が納税者に割り当てる整理番号をマイナンバーと紐づけることで情報を管理している(令和6年3月現在)。
のうぜいじゅんびよきん【納税準備預金】
徴税の促進と円滑化を目的として、昭和24年(1949)に創設された預金。払い戻しは原則として租税納付の場合に限られ、その場合は普通預金より金利が高い上に利息は非課税となる。
のうぜいつうちしょ【納税通知書】
地方税について、課税標準・税率・税額・納期その他必要事項を記載して課税者から納税者に交付する文書。