なっとうえぼし【納豆烏帽子】
近世の折 (おり) 烏帽子の俗称。巾子形 (こじがた) の前面にある「まねき」の部分が、三角形をしていて寺納豆の入れ物である曲げ物の形状に似ているところからの名。
なっとうきん【納豆菌】
納豆を製造するために用いる好気性の桿菌 (かんきん) 。たんぱく質を分解して特有の粘質性と匂いを生じる。
なっとうじる【納豆汁】
すりつぶした納豆を入れた味噌汁。具には豆腐のほか、こんにゃく・シイタケ・油揚げなども用いられる。なっとじる。《季 冬》
ナットウキナーゼ【nattokinase】
納豆に含まれるたんぱく質分解酵素。血液凝固に関与するフィブリンを分解するはたらきをもち、血栓の予防の効果があるとされる。