[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二]
  1. 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」

  1. 似通っていて見分けがつかなくなる。「—・れやすい色」

  1. 他と見分けのつかない状況などをうまく利用する。混乱などに乗じる。「騒ぎに—・れて盗みを働く」「夜陰に—・れて逃げる」

  1. 他に心が奪われて、本来行うべきことがおろそかになる。「多忙に—・れて返事が遅れる」

  1. 他に心が移って、悲しみなどを忘れる。「気が—・れる」

  1. 他に差し障りがある。

    1. 「舞も見たけれども、けふは—・るる事いできたり」〈平家・一〉

出典:青空文庫

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