さい‐しん【細心】

の解説

［名・形動］(スル)

1. １ 細かいところまで心を配ること。また、そのさま。「—な（の）注意を払う」「—に事を運ぶ」

   1. 「かく—して組み立てたるを、まことの名作とはいうなり」〈鴎外訳・即興詩人〉

1. ２ 気が小さいこと。また、そのさま。小心。

   1. 「よわよわしい、—らしい、腰のひくそうな、恰好」〈宇野浩二・晴れたり君よ〉

[派生]さいしんさ［名］

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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