終夜（よすがら）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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よ‐すがら【終^＝夜】
の解説

［副］《「すがら」は接尾語》一晩中。よもすがら。

「冬は落葉深く積みて風吹く—物の囁 (ささや) く音す」〈独歩・わかれ〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

終夜の例文(12)

出典：青空文庫

･･･さい者を、母のように終夜抱き通していてくれた。そんな事を書けば限･･･有島武郎「小さき者へ」
･･･この星は、終夜、下の世界を見守っている、やさしい星でありました。･･･小川未明「ある夜の星たちの話」
･･･たが文公は熱と咳とで終夜苦しめられ、明け方近くなってやっと寝入っ･･･国木田独歩「窮死」

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