けっしょうかがく【結晶化学】
結晶を構成する原子の配列と、化学的性質との関連を研究する化学の一部門。
けっしょうかガラス【結晶化ガラス】
⇒ガラスセラミックス
けっしょうがく【結晶学】
結晶の形態・構造、および物理的・化学的性質を研究する学問。
けっしょうけい【結晶系】
結晶を結晶軸の数・長さ・角度などによって分類したもの。等軸(立方)・六方・三方(菱面体 (りょうめんたい) )・斜方・正方・単斜・三斜の七晶系があり、三方を六方に含めて六晶系とすることもある。晶系。
けっしょうこうがく【結晶光学】
結晶内の光の伝わり方を研究する、光学の一部門。複屈折・偏光・旋光性などを主な研究対象とする。
けっしょうこうし【結晶格子】
結晶を作っている原子・分子・イオンなどの立体的な規則正しい配列構造。
けっしょうこうぞう【結晶構造】
結晶内の原子・分子・イオンなどの配列状態。構造解析には、X線・電子線・中性子線などの回折が用いられる。
けっしょうじく【結晶軸】
結晶面の方位や対称性を示すため、結晶内に想定した三次元または四次元の座標軸。
けっしょうしつ【結晶質】
結晶の状態にあること。また、そのような物質。結晶格子からなり、はっきりした融点をもつのが特徴。⇔非晶質。
けっしょうすい【結晶水】
結晶の中に一定の割合で結合している水。結晶内の一定の位置に固定されていて、結晶格子を安定化させる。