しぼりかす【絞り滓/搾り滓】
必要な水分などをすっかり絞り取ったあとに残ったもの。「大豆の—」
しぼりじる【絞り汁/搾り汁】
絞ってとり出した液。「レモンの—」
しぼりぞめ【絞り染(め)】
染料が浸入しないように、布地の所どころを糸で固く縛り、染料の中に浸して白い染め残しをつくる染色法。また、その模様。括 (くく) り染め。括し染め。纈 (ゆはた) 。
しぼりだし【絞り出し/搾り出し】
「チューブ2」に同じ。「—の歯磨き」
しぼりちゃきん【絞り茶巾】
茶の湯の点前 (てまえ) で、冬の寒いときに、絞ったままで茶碗に仕組んで持ち出す茶巾。また、そのような点前の仕方。
しぼりちゆうせんエーイー【絞り値優先AE】
《aperture priority automatic exposure》⇒絞り優先AE
しぼりばなし【絞り放し】
絞り染めのくくり糸をとったあと、縮んだままにしておくこと。また、その布。
しぼりぶき【絞り吹き】
冶金 (やきん) 法の一。粗銅の中に含まれている銀をとるために、粗銅に鉛を加えて熱し、融点の低い鉛とともに銀を流出させる方法。
しぼりふくろじ【絞り袋地】
酒・醤油・砂糖などをしぼるのに用いる袋生地。木綿の単糸を縒 (よ) った縦糸・横糸を使って織った。また、初めから袋織にしたものもあった。
しぼりべん【絞り弁/絞り瓣】
円管などの中に円板を設け、それを開閉して流路を絞ることによって流体の量を調節する弁。ガソリンエンジンの気化器などに用いられる。スロットルバルブ。スロットル。