とうごうかいはつかんきょう【統合開発環境】
コンピューターのソフトウエア開発に必要な要素が統合して利用できる環境のこと。一般に、あるプログラミング言語に対応したエディター・コンパイラー・デバッガーなどをまとめたパッケージ製品のこと。プロジェクト管理やバージョン管理が可能で、GUIを作成できるものが多い。IDE(integrated development environment)。
とうごうこくさいしんかいくっさくけいかく【統合国際深海掘削計画】
深海底を掘削・探索する国際研究協力プロジェクト。日本が主導し、米中韓および欧州の20か国以上が参加。海底下の地層を採取・分析し、地球環境の変動や地震発生メカニズムの解明、地殻内生命の調査などを行う。日本の地球深部探査船「ちきゅう」、米国の科学掘削船「ジョイデスレゾリューション号」を主軸に海底下7000メートルまで掘り進み、マントルへの到達を目指す。IODP(Integrated Ocean Drilling Program)。
とうごうしっちょうしょう【統合失調症】
《schizophrenia》内因性精神疾患の一。病状や経過はいろいろあるが、自閉・感情鈍麻・興奮・妄想・幻聴や精神機能の分解などがみられる。青年期に発病するものが多い。早発性痴呆、精神分裂病を改称。
とうごうソフト【統合ソフト】
《integrated software》ワープロ、グラフィック、表計算、データベースなど、複数の機能をひとつにまとめたソフトウエア。個々に独立したアプリケーションソフトをひとつにパッケージしたオフィスソフトとは異なる。
とうごうばくりょうかいぎ【統合幕僚会議】
防衛庁の機関の一。議長と陸・海・空各幕僚長の四人で構成され、統合防衛計画の作成・調整、自衛隊の出動の際の指揮・命令の基本などについて、防衛庁長官を補佐した。昭和29年(1954)設置、平成18年(2006)統合幕僚監部の設置に伴い廃止。
とうごうばくりょうかんぶ【統合幕僚監部】
防衛省の、防衛大臣に直属する特別の機関。陸海空各自衛隊の一体的な行動を円滑に遂行するための計画を立て、統合訓練を行い、防衛大臣の命令を執行する。長官は統合幕僚長。平成18年(2006)3月、従来の統合幕僚会議を三自衛隊の統合運用ができるように改組して新設。
とうごうばくりょうちょう【統合幕僚長】
統合幕僚監部の長官。自衛隊の運用(作戦行動)に関して一元的に防衛大臣を補佐する。
とうごうにんむぶたい【統合任務部隊】
特定の任務を遂行するために、複数の軍種(陸軍と海軍など)にまたがって編成される部隊。日本では、自衛隊法22条に基づいて、弾道ミサイル攻撃や大規模災害などの事態に対処するために編成される。JTF(Joint Task Force)。
とうごうひりつ【統合比率】
株式会社が合併統合するとき、消滅会社の株式と存続会社の株式とを交換する際の比率。統合前の株価や資産、収益力などを総合して決める。合併比率。
とうごうテスト【統合テスト】
《integrated test》⇒結合テスト