とうけいがく【統計学】
確率論を基盤にして、集団全体の性質を一部の標本を調べることによって推定するための処理・分析方法について研究する学問。
とうけいきょく【統計局】
総務省の内部部局の一。各行政機関の統計の調整、国勢調査その他国勢の基本に関する統計調査などを行う。
とうけいずひょう【統計図表】
統計の内容を図表で示したもの。統計グラフ。
とうけいセンター【統計センター】
総務省統計局において実施する国勢調査その他の統計調査の集計のほか、各府省、地方公共団体から委託を受けて各種統計調査の集計を行う独立行政法人。→統計局
とうけいちず【統計地図】
⇒カルトグラム
とうけいちょうさ【統計調査】
集団の全域にわたる数量的諸性質を観察・分析するために行う調査。調査対象から、全数調査・標本調査(部分調査)・実態調査などに分類される。 [補説]総務省統計局が行うものに、国勢調査、事業所・企業統計調査、人口推計、労働力調査、家計調査などがある。
とうけいてき【統計的】
[形動]統計の上で表現されるさま。統計を基にして行われるさま。「購買層を—に考察する」
とうけいねんかん【統計年鑑】
政治・経済・社会その他に関する重要な統計資料を記載し、現勢を数量的に明らかにした年1回の定期刊行物。
とうけいりきがく【統計力学】
原子や分子の運動を統計的に取り扱い、それらの集まりである物質の巨視的な性質を説明しようとする理論的方法。用いる力学法則によって古典統計力学と量子統計力学とがある。統計物理学。
とうけいすうりけんきゅうじょ【統計数理研究所】
確率・統計の理論やその応用に関する研究を行う日本の公的研究機関。情報・システム研究機構を構成する大学共同利用機関法人の一つ。昭和19年(1944)設立。平成16年(2004)、大学共同利用機関法人に改組。モデリング研究系、データ科学研究系、数理・推論研究系、および予測発見戦略研究センター、リスク解析戦略研究センターなどの研究部門がある。統数研。ISM(The Institute of Statistical Mathematics)。