絶つ／断つ（たつ）とは？意味・読み方・使い方

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た・つ【絶つ／断つ】
の解説

［動タ五（四）］

１（断つ）つながっているものを切り離す。切断する。「鎖を—・つ」「糸を—・つ」

２
1. ㋐（絶つ・断つ）これまで続いていた物事・関係などをやめて終わりにする。つながり・縁を切る。「酒を—・つ」「消息を—・つ」「国交を—・つ」
2. ㋑（断つ）断ちものをする。「茶を—・つ」

３（絶つ）終わらせる。尽きさせる。「命を—・つ」「望みが—・たれる」

４（断つ）道などをさえぎって通わなくする。「糧道を—・つ」「回路を—・つ」

[可能]たてる

下接句

出典：デジタル大辞泉（小学館）

絶つの例文(23)

出典：青空文庫

･･･ついに秋山図には意を絶つより外はなくなりました。　　　　　　＊　･･･芥川竜之介「秋山図」
･･･と止む、あたかも絃を断つごとし。　周囲に柵を結いたれどそれも低く･･･泉鏡花「一景話題」
･･･できると思うものの、絶つに絶たれない係累が多くて見ると、どう考え･･･伊藤左千夫「水害雑録」

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