地震の発生直後に、各地への到達時刻や震度を予測して通知する予報・警報。気象庁がテレビ・ラジオ、携帯電話、専用端末などを通じて発表する。平成16年(2004)2月に試験運用を開始し、平成19年(2007)10月から一般向けの情報提供を開始。EEW(earthquake early warning)。
[補説]震源に近い地震計でとらえた
初期微動の
観測データから、
震源や
地震の
規模(
マグニチュード)を
推定し、各地域への
主要動到達前にその
時刻や
震度を
予測。これをもとに、
鉄道・エレベーターなどの
制御や、
迅速な
防火・避難行動につなげる。