[形][文]ゆる・し[ク]
  1. 張りぐあいや締めぐあいが弱い。また、すきまなどがあり、ぴったりとしない。「ねじが―・くなる」「くつが―・い」

  1. 曲がり方や傾斜などが急激でない。「―・いカーブを描く」「―・い坂」

  1. 激しくない。勢いが弱い。また、ゆっくりしている。「流れが―・い」

  1. 規則などが厳しくない。寛大である。「―・い罰則」

  1. 水分が多くやわらかい。「―・い便」

  1. 気持ちがたるんでいる。怠慢である。

    1. 「警固の―・くありける隙 (ひま) を得て」〈太平記・一七〉

[補説]若者言葉に始まる新しい使い方が一般的になってきた。(1)よい意味では、落ち着いている、ゆったりしている、力みがない、のんびりしているなどの意に使う。「喫茶店の―・い雰囲気を楽しむ」(2)悪い意味では、大ざっぱである、生ぬるい、しまりがない、だらしないなどの意に使う。「食うこと以外は何もしない―・い生活」
[派生]ゆるげ[形動]ゆるさ[名]

出典:青空文庫

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