[動ラ五(四)]
1 ばらばらのものが統一のとれたひとかたまりになる。「引っ越し荷物が―・る」「―・った金額」
2 物事の筋道が立って整う。「計画が―・る」「考えが―・る」
3 決まりがつく。互いの意志を一致させる。「交渉が―・る」「縁談が―・る」
出典:青空文庫
・・・ゅう悦んで、滞りなく纏まる事と思いのほか、本人の不承知、佐介も乗り・・・ 伊藤左千夫「春の潮」
・・・私はどうか今度の話が纏まるように、一生懸命お不動様へ願がけし・・・ 小栗風葉「深川女房」
・・・れば形式の上ではよく纏まるけれども、中味から云うといっこう纏ってい・・・ 夏目漱石「中味と形式」