出典:gooニュース
美の競演 美人画と花鳥画の世界
蘭美で出会う 美人画と花鳥画の世界 美人画はその名の通り、女性の美しい姿をとらえた絵画として、近世より描かれたジャンルの一つ。また花鳥画は、花、鳥、虫などを描いたものを指し、多くの画家が描いたテーマである。伝統をふまえながら装飾的、造形的に表現した作品や、内面をモチーフに託した作品など、従来の花鳥画を超えた多様な作品を日本画、洋画の中から紹介。
美人画の黄金期、四季をめぐる旅 培広庵コレクション87点公開 岐阜県美術館
女性を描く日本画「美人画」を、大正から昭和初期にかけての“黄金期”の逸品を中心に展覧する「培広庵(ばいこうあん)コレクション 美人画の雪月花」が19日、岐阜市宇佐の県美術館で開幕する。18日には、金沢市を拠点に活動するコレクター培広庵さんも迎えての開場式が同館で行われ、出席者たちが美人画の粋を味わった。 美人画は江戸期の浮世絵「美人絵」の流れをくみ、明治期に発展。
女性への敬愛込めた美人画、母性あふれる傑作も 日本画家・上村松園の大規模回顧展 大阪中之島美術館
作品の人物はほぼすべてが女性だが、若く美しい女性である場合が多い一般的な「美人画」にとどまらないのが松園作品の特徴だ。人物の年代を春夏秋冬になぞらえ、髪型や装いを描き分けた「四季美人図」(1892年頃)、花嫁と付き添いの母が連れだって歩く姿を描いた「人生の花」(1899年/前期展示)などからは、さまざまなライフステージを迎えた女性全般に対する、作者の敬愛の念が感じられる。
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