ろうれいきそねんきん【老齢基礎年金】
国民年金に加入し、一定期間保険料を納付した被保険者が一定年齢に達したとき給付される年金。支給を受けるには、原則として保険料納付期間と保険料免除期間の合計が10年以上必要となり、支給開始はおおむね65歳。→公的年金 →老齢厚生年金 [補説]同じ国民年金の障害基礎年金(障害年金)・遺族基礎年金(遺族年金)と併称するときなどに、単に「老齢年金」ということもある。
ろうれいこうせいねんきん【老齢厚生年金】
厚生年金保険に加入して保険料を納付し、老齢基礎年金の受給資格のある被保険者が退職して一定年齢(一般に65歳)に達したときに、老齢基礎年金に上乗せして支給される年金(経過措置で65歳以前に支払われる場合もある)。賃金報酬に比例した額が給付される。→公的年金 →障害厚生年金 →遺族厚生年金
ろうれいねんきん【老齢年金】
1 国民年金・厚生年金保険で、被保険者が一定年齢に達したときや一定年齢で退職したときに支給される年金。公的年金は2階建て方式といわれ、受給資格のある全国民に給付される老齢基礎年金(1階部分)と、賃金報酬に比例して給付される老齢厚生年金(共済組合の場合は退職共済年金という)(2階部分)とがある。老後の生活保障を目的とする。 2 特に、国民年金の「老齢基礎年金」のこと。同じ国民年金の障害年金(障害基礎年金)・遺族年金(遺族基礎年金)と併称するときに用いる語。
出典:gooニュース
働く高齢者の在職老齢年金、2026年4月にも基準見直しへ 厚労省
働く高齢者で一定の収入がある人の厚生年金をカットする「在職老齢年金」制度について、厚生労働省は、2026年4月にも制度を見直す方向で検討に入った。年金の減額が始まる基準額を引き上げる方針。24日に召集される通常国会に、年金制度改革の関連法案を提出する見通しだ。
将来もらえる老齢厚生年金は、いくら増えるの?
厚生年金加入者は、老齢基礎年金(1階部分)に、老齢厚生年金(2階部分)が上乗せされた老齢年金が受給できます。老齢年金受給額の計算方法は、老齢基礎年金と老齢厚生年金で異なります。国民年金から支給される老齢基礎年金は、収入金額にかかわらず、国民年金保険料を支払った期間や免除期間などの期間によって計算されます。
シニアにもある「年収の壁」 在職老齢年金改定で働き損なくせ 100歳時代の歩き方
働いて一定の収入がある高齢者の老齢厚生年金を減らす「在職老齢年金」制度の適用基準額「月収50万円」だ。政府は人手不足に対し、「働き損」の状態を解消して高齢者の就労を促そうと、今年の5年に1度の年金制度改革で基準額を引き上げる方向で調整している。長野県に住む70代の男性は60歳で地方公務員を定年退職し、民間企業に再就職した。65歳から年金受給を始めたが、月収が基準額を超えてしまう。
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