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愛媛県西部を流れる川。大洲 (おおず) 市南部の鳥坂 (とさか) 峠(標高460メートル)付近に源を発して北流し、同市長浜町で伊予灘に注ぐ。長さ103キロ。流域は林業が発達し、河岸段丘では酪農が盛ん。大小300を超える支流がある県下最大の河川。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
ひじかわあらし【肱川嵐/肱川あらし】
愛媛県西部を流れる肱川に沿って、上流の大洲 (おおず) 盆地で発生した霧が強風とともに流れ下る現象のこと。10月〜3月の朝に起こる。冬型の気圧配置がゆるみ、大洲盆地と瀬戸内海との気温差が大きく、海上で上昇気流が生じ、満潮によって温かい海水が川に流れ込むなどの条件下で発生する。川の両側に山が迫っている地形も重要で、大規模なものは霧が沖合に向かって扇形に流れ広がる。肱川颪 (おろし) 。
ひじかわおろし【肱川颪】
⇒肱川嵐
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