しぜんぶんけんさく【自然文検索】
インターネットのサーチエンジンやデータベースの検索技術の一。知りたい事柄や質問を日常使っている自然な形の文章で入力すると、その文章を解析して重要と思われる語句を組み合わせて検索する。自然言語処理の応用例の一。話し言葉検索。
しぜんぶんべん【自然分娩】
自然の陣痛発来を待ち、麻酔・陣痛誘発・帝王切開・吸引分娩・鉗子 (かんし) 分娩などの医療処置を行わずに、経膣 (けいちつ) 分娩を行うこと。普通分娩。
しぜんぶんるい【自然分類】
生物を系統に基づく類縁関係によって分類すること。系統分類。→人為分類
しぜんべんしょうほう【自然弁証法】
自然の運動・発展を自然そのものにおける弁証法的過程としてとらえようとする立場。19世紀の自然科学の発達を背景に、マルクスとともにエンゲルスが提唱。自然は、量と質との相互転化、対立物の相互浸透、否定の否定という法則に従って運動・発展すると説いた。
しぜんほう【自然法】
人間の自然の本性あるいは理性に基づいて、あらゆる時代を通じて普遍的に守られるべき不変の法として、実定法を超越しているものと考えられる法。⇔実定法/人定法。
しぜんほうそく【自然法則】
自然における出来事や存在などの諸事実の間で成立している一般的、必然的な関係を表した法則。自然律。
しぜんぼく【自然木】
1 人間の栽培したものでなく、山野に自生している樹木。 2 加工してない木材。
しぜんほご【自然保護】
人間による破壊や汚染から自然環境を保全し、また、回復させること。生物・鉱物や景観も含めて、自然本来の姿が保たれるように保護すること。18世紀からヨーロッパを中心に、学術上貴重な動植物、原始的な自然地域、すぐれた景観などの保護の思想が発展した。
しぜんめんえき【自然免疫】
ある種の病原体に対して生体が生まれながらにもっている抵抗性。先天性免疫。⇔獲得免疫。
しぜんりつ【自然律】
「自然法則」に同じ。