艱険/艱嶮(かんけん)
の例文・使い方・用例・文例(1)
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・・・菊池の前途もこの意味では艱険に富んでいそうである。巴里や倫敦を見て来た菊池、――それは会っても会わないでも好い。わたしの一番会いたい彼は、その峰々に亘るべき、不思議の虹を仰ぎ見た菊池、――我々の知らない智慧の光に、遍照された菊池ばかりである・・・
芥川竜之介
「「菊池寛全集」の序」
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