芝居（しばい） の意味

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

しば‐い〔‐ゐ〕【芝居】
の解説

  1. １ 《5などに由来》歌舞伎などの興行物。しばや。「芝居好き」「芝居通」

  1. ２ 役者などが演技をすること。また、その演技。「いい芝居をする」

  1. ３ 計画的に人をだますためのこしらえごと。狂言。「ひと芝居打つ」

  1. ４ 芝生に席を設けて座ること。また、芝生。

    1. 「搦手 (からめて) は―の長酒盛 (さかもり) にてさてやみぬ」〈太平記・九〉

  1. ５ 勧進の猿楽・曲舞 (くせまい) ・田楽などで、舞台と桟敷との間の芝生に設けた庶民の見物席。〈日葡〉

  1. ６ 歌舞伎など有料の興行物の見物席。特に桟敷に対して、大衆の見物席をいう。

    1. 「舞の―で同じ莚 (むしろ) に居たる人」〈浮・織留・四〉

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芝居 の例文(34)

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  • ･･･ころがある日葺屋町の芝居小屋などを徘徊して、暮方宿へ帰って見ると･･･ 芥川竜之介「或敵打の話 」

  • ･･･着けた金ぴかの手前、芝居をしやがって……え、芝居をしやがったんた･･･ 有島武郎「かんかん虫 」

  • ･･･のでもあったか？』『芝居を見たんだ』『そうか。日本なら「冥途の飛･･･ 石川啄木「火星の芝居 」

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