荊を負う
《「負荊 (ふけい) 」を訓読みにしたもの。自分をむちうってくれるようにイバラの杖 (つえ) を負う意から》深く謝罪することのたとえ。「犯した罪のために—・って生きていく」
いばらがき【茨垣】
バラ・カラタチなど、とげの多い木で作った生け垣。ばらがき。
いばらがに【荊蟹】
タラバガニ科のカニ。ヤドカリの仲間で、甲幅約15センチ、両脚を伸ばすと1メートルにもなる。タラバガニに似るが、体表のとげは長大で少ない。日本特産で、相模湾から土佐湾にかけての海底に生息。食用。
いばらのみち【茨の道】
茨の生えている道。困難な状況や苦難の多い人生にたとえる。いばらみち。
いばらも【茨藻】
イバラモ科の一年草。湖や池沼の水中に生え、長さ30〜60センチ。茎は硬く、もろい。よく枝分かれし、葉は線形で、3枚が輪生。雌雄異株。夏から秋、葉の付け根に小花をつける。