茫乎（ぼうこ）とは？意味・使い方

ブックマークへ登録

出典：デジタル大辞泉（小学館）

意味
例文
慣用句
画像

ぼう‐こ〔バウ‐〕【^×茫^×乎】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］広々としているさま。ぼんやりとしてつかみどころのないさま。

「今やこの―たる海辺は」〈荷風・地獄の花〉

茫乎の例文(3)

出典：青空文庫

･･･から抜出したような薄茫乎として灰色の隈が暗夜に漾う、まばらな人立･･･泉鏡花「国貞えがく」
･･･や信仰を粉砕されて、茫乎として行く処を喪ったものは決して一人や二･･･内田魯庵「二葉亭余談」
･･･詮索せんと欲するも、茫乎としてこれを求るに難きものあるべし。･･･福沢諭吉「旧藩情」

茫乎の前後の言葉

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。