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辞書
腹足綱ナメクジ科の軟体動物。陸生の巻き貝であるが、殻をもたず、体長6センチくらい。体は細長く、前端に触角があり、体表は粘液に覆われる。湿った所を好み、野菜などを食害。塩をかけると水分が出るため体が小さく縮む。背面に殻片をもつものは別科のコウラナメクジ。なめくじり。なめくじら。《季 夏》
出典:デジタル大辞泉(小学館)
蛞蝓に塩
《ナメクジに塩をかけると縮むところから》苦手なものを前に、縮み上がることのたとえ。
なめくじうお【蛞蝓魚】
頭索綱ナメクジウオ科の原索動物。浅海にすみ、全長約5センチ。魚に似るが、頭も目もはっきりせず、体は淡桃色で透明。あごがなく、吸い込んだ水を濾 (こ) して栄養を摂取する。神経はあるが、脳はない。脊索をもち、脊椎動物の原形として学術上重要。本州中部以南に分布するが、数はきわめて少ない。愛知県蒲郡 (がまごおり) 市・広島県三原市の生息地では天然記念物。 [補説]ゲノム分析から、ナメクジウオが人を含む脊椎動物の共通の祖先に最も近いという説が唱えられている。
出典:青空文庫
・・・……竜と蛞蝓ほど違いましても、生あるうちは私じゃとて、芸人の端く・・・ 泉鏡花「伯爵の釵」
・・・かけた板ばめの上には蛞蝓の匐た跡がついている。何処からともなく便・・・ 永井荷風「夏の町」
・・・その男は小さな、蛞蝓のような顔をしていた。私はその男が何を私にし・・・ 葉山嘉樹「淫賣婦」
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