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膜翅 (まくし) 目ミツバチ科の、主にミツバチ属の昆虫の総称。体には毛が密生し、花粉や花蜜を集める。巣は蝋 (ろう) を分泌して作り、大きい。社会性昆虫として有名で、1匹の女王バチ、少数の雄バチ、多数の働きバチから構成される。蜂蜜・蜜蝋などを採取するためにふつう飼養されるのはセイヨウミツバチで、黄色地に黒色の縞模様がある。日本の野生種は黒色でやや小形。《季 春》「—の出で入り出で入る巣箱古り/たかし」
出典:デジタル大辞泉(小学館)
出典:青空文庫
・・・して、たちまち一匹の蜜蜂が、なぐれるように薔薇の花へ下りた。蜘蛛・・・ 芥川竜之介「女」
・・・ながら飛んでいる野の蜜蜂が止まったら、羽を焦してしまっただろうと・・・ 著:オイレンベルクヘルベルト 訳:森鴎外「女の決闘」
・・・い花、その周囲を飛ぶ蜜蜂の楽しい羽音、すべて、見るもの聞くものは・・・ 島崎藤村「朝飯」
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