行き来／往き来（ゆきく）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ゆき・く【行き来／^▽往き来】
の解説

［動カ変］行ったり来たりする。往来する。

「葦屋 (あしのや) の菟原処女 (うなひをとめ) の奥つ城 (き) を—・くと見れば音のみし泣かゆ」〈万・一八一〇〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

行き来の例文(24)

出典：青空文庫

･･･葉なメロディを戎橋を往き来する人々の耳へひっきりなしに送っていた。･･･織田作之助「世相」
･･･海の上を行き来する雲を一日眺めているのもいいじゃないか。また僕は君･･･梶井基次郎「海　断片」
･･･の木立ちを当てもなく行き来せしこと幾度ぞ。　水瀦に映る雲の色は心失･･･国木田独歩「おとずれ」

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