行人（こうじん）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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こう‐じん〔カウ‐〕【行人】
の解説

１道を行く人。通行人。また、旅人。

２使者。
1. 「公私—」〈延喜式・兵部省〉

[補説]作品名別項。→行人

こうじん〔カウジン〕【行人】
の解説

夏目漱石の小説。大正元〜2年（1912〜1913）発表。互いに理解しえない夫婦生活を通し、知識人の自我意識と孤独を描く。

《原題、(フランス)Le Passant》コペーによる戯曲。一幕の韻文劇。1869年、オデオン座にて初演。行きずりの人。

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

行人の例文(18)

出典：青空文庫

･･･的情熱には畢に路傍の行人である。その路傍の行人のために自己発展の･･･芥川竜之介「十円札」
･･･竹の戦ぎ、群雀の声、行人の顔、――あらゆる日常の瑣事の中に無上の･･･芥川竜之介「侏儒の言葉」
･･･「夏目さんの『行人』の中に和歌の浦へ行った男と女とがとうとう飯を･･･芥川竜之介「追憶」

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