いしょうあわせ【衣装合(わ)せ】
出演者がいくつかの衣装を実際に着てみて役柄に合ったものを選ぶこと。また、結婚式に着る衣装を試着してみること。
いしょうがさね【衣裳重ね】
江戸時代の遊郭で、陰暦9月9日の菊の節句の前後3日間に行われた行事。位の高い遊女が互いに競って、揚屋の座敷に各自の衣装や道具類を飾った。
いしょうかた【衣装方】
演劇・舞踊などで、出演者の衣装の世話をする人。衣装付け。
いしょうくらべ【衣装比べ】
主に女性が、互いに衣装の美しさを競いあうこと。
いしょうごのみ【衣装好み】
衣服に関心があり、趣味のやかましいこと。また、そのような人。
いしょうつき【衣装付き】
衣装を着た格好。衣装の着こなし。「金にあかした—」〈浄・博多小女郎〉
いしょうづくし【衣装尽(く)し】
着物にぜいたくの限りを尽くすこと。「袖重ねの—、鹿子 (かのこ) ならざる小褄 (こづま) もなく」〈浮・懐硯・五〉
いしょうづけ【衣装付け】
1 出演者が衣装をつけること。 2 出演者などの衣装の着こなし。 3 「衣装方」に同じ。 4 出演者の必要とする衣装を衣装方が記す帳簿。
いしょうどうらく【衣装道楽】
衣服に関して、ぜいたくをすること。また、その人。着道楽。
いしょうどころ【衣裳所】
近世、諸大名の邸内で、衣装を保管したり裁縫したりした所。