ふくごういさん【複合遺産】
世界遺産の分類の一つ。自然遺産と文化遺産とを兼ね備えたもの。ウルル、マチュピチュ、メテオラなどが登録されている。→世界遺産
ふくごういせき【複合遺跡】
二つ以上の時期にわたる遺跡。単一の時期で終わっている単純遺跡に対していう。
ふくごうおせん【複合汚染】
2種類以上の毒性物質が複合して毒性を強めた汚染。 [補説]有吉佐和子の小説から一般に用いられるようになった。→複合汚染(書名)
ふくごうか【複合果】
⇒複果 (ふくか)
ふくごうかざん【複合火山】
いくつかの火山が組み合わさって一つの火山体を成す火山。複式火山や、噴火地点が移動して火山体が一部重なり合いながら配列するものなどがある。
ふくごうきょうぎ【複合競技】
スキーのノルディック種目の一。ジャンプ競技と距離競技を連続して行い、総合成績で順位を競う。個人戦と、4人で1チームの団体戦とがある。コンバインドレース。ノルディック複合。
ふくごうげんじつ【複合現実】
⇒ミクストリアリティー
ふくごうご【複合語】
本来独立した単語が二つ以上結合して、新たに一つの単語としての意味・機能をもつようになったもの。「ほんばこ(本箱)」「やまざくら(山桜)」「かきあらわす(書き表す)」などの類。合成語。熟語。
ふくごうこっか【複合国家】
複数の国家が結合して、国際的に一国と見なされるような国家形態。対等の結合関係に立つ連邦・国家連合・物上連合などと、宗主国と保護国のように支配・従属関係に立つものとがある。複合国。⇔単一国家。
ふくごうししつ【複合脂質】
脂肪酸とアルコールのみからなる単純脂質に対し、ほかに燐酸 (りんさん) ・糖類・窒素化合物などが含まれる脂質。燐脂質・糖脂質など。生体に細胞膜の構成成分などとして分布。