原義。「美事」は当て字》

[形動][文][ナリ]
  1. すばらしいさま。りっぱなさま。「バラが—に咲く」「—な床柱

  1. 巧みなさま。あざやか。「予想が—に的中した」「—な腕前

  1. (反語的に用いて)完全であるさま。すっかり。「ものの—に失敗した」「—な負けぶりだ」

[派生]みごとさ[名]
[副]に同じ。「—やり通した」
[名]みるべきこと。みるべき価値のあるもの。
    1. 「—いとおそし。そのほどは桟敷不用なり」〈徒然・一三七〉

[補説]12は、「お見事」の形で感動詞的にも用いられる。

出典:青空文庫

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