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辞書
1 コンパスとさしがね。転じて、寸法や形。
2 考えや行動の規準とするもの。手本。規則。
「詩歌といい、舞踏といい、皆それぞれに—をそなえて」〈逍遥・小説神髄〉
3 「規矩術」の略。
出典:デジタル大辞泉(小学館)
きくじゅつ【規矩術】
さしがねを用いて、建物の垂木 (たるき) などの構造部の実形を立体幾何学的に求め、直接木材に作図する方法。規矩法。
きくじゅんじょう【規矩準縄】
《「孟子」離婁上から。「準」は平をはかるみずもり、「縄」は直をはかるすみなわ》物事・行動の規準になるもの。法則。規則。手本。
出典:青空文庫
・・・の原動力、社会矯正の規矩標準をもってみずから任じていた中流知識階・・・ 有島武郎「片信」
・・・の在来の各派の画風に規矩され、雪舟とか光琳とか文晁とか容斎とかい・・・ 内田魯庵「淡島椿岳」
・・・出るに及んで、生活の規矩を政治、経済に求むるが、むしろ当然だから・・・ 小川未明「近頃感じたこと」
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