出典:gooニュース
「日本酒の味わい」測定し視覚化、TDKが酒造りに企業技術…職人の技術継承後押し
TDKの兼森庸充プロジェクトリーダーは「味わいを視覚化すると、酒蔵のストーリーを消費者に訴求しやすい」と話す。 日本酒造りにメーカーの技術を組み込む動きは他にも広がる。富士通は三芳菊酒造(徳島県)と連携し、アプリを使った消費者参加型の酒造りを始めた。醸造タンクや酵母を音楽で振動させると日本酒の味が変化するといい、酒蔵で流す曲の投票をアプリで行った。
日本酒の味覚香り、チャートで視覚化 TDKがシステム開発、秋田の酒蔵も連携
電子部品大手のTDK(東京、齋藤昇社長)は13日、日本酒の味覚や香りなどを測定し、視覚化する「Sake Sensing System(サケセンシングシステム)」の提供を開始した。社内ベンチャーの一環で、天寿酒造(秋田県由利本荘市)などと連携して開発。TDKの担当者は「日本酒を購入するきっかけとしてもらい、市場を活性化したい」としている。
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