かんのんかん【観音観】
観無量寿経に説く十六観の一。極楽浄土に往生することを念じ、観世音菩薩 (ぼさつ) の相を観想する観法。
かんのんぎょう【観音経】
法華経第25品、観世音菩薩普門品 (ふもんぼん) の通称。観音品 (かんのんぼん) 。→普門品
かんのんぐ【観音供】
宮中で毎月18日に行われた、観音を供養する法会。
かんのんくじ【観音籤】
「阿弥陀籤 (あみだくじ) 」に同じ。
かんのんこう【観音講】
1 観音経を講じる法会。 2 観世音菩薩を信仰し、参詣するために組織された団体。
かんのんざき【観音崎】
神奈川県、三浦半島東端の岬。横須賀市に属する。東京湾口に位置し、千葉県の富津岬に対する。明治2年(1869)に建てられた日本最初の洋式灯台(観音埼灯台)がある。
かんのんじ【観音寺】
⇒観世音寺 (かんぜおんじ)
かんのんせんぼう【観音懺法】
観世音菩薩を本尊として行う懺法。
かんのんそう【観音草】
キチジョウソウの別名。
かんのんちく【観音竹】
ヤシ科の常緑低木。枝を出さず、幹は古い葉鞘 (ようしょう) の繊維でかたく包まれる。葉は手のひら状に四〜八つに深く裂けていて、柄が長い。雌雄異株で、初夏、淡黄色の小花をつける。中国南部の原産。観賞用。観音笹。琉球棕櫚竹 (りゅうきゅうしゅろちく) 。