解ける（とける）とは？意味・使い方

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

意味
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慣用句
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と・ける【解ける】
の解説

［動カ下一］［文］と・く［カ下二］

１結んであったものが、自然とはなれたりゆるんだりする。ほどける。「帯が―・ける」「靴ひもが―・ける」

２束縛から解放されて自由になる。命令や規制などが解除される。「停職が―・ける」「謹慎が―・ける」

３
1. ㋐心のわだかまり、不快に思う気持ちなどが消えてなくなる。「怒りが―・ける」「緊張が―・ける」
2. ㋑心のへだたりがなくなる。うちとける。
  
  「人の情 (なさけ) に―・けたと見える」〈鏡花・歌行灯〉

４わからなかったところがはっきりする。答えが得られる。「問題が―・ける」「暗号が―・ける」「疑義が―・ける」

解けるの例文(11)

出典：青空文庫

･･･紫の袖が解けると、扇子が、柳の膝に、丁と当った。　びくりとして、三･･･泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」
･･･ここで暖かに心が解けると、……分かった、饂飩で虐待した理由というの･･･泉鏡花「眉かくしの霊」
･･･五次方程式が代数的に解けるものだか、どうだか、発散級数の和が、有ろ･･･太宰治「乞食学生」

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