けいかくがいりゅうつうまい【計画外流通米】
食糧法における区分の一つで、計画流通米以外の米。生産者が直接販売をするもので、数量の届け出が義務づけられた。平成16年(2004)の法改正により廃止。→民間流通米
けいかくけいざい【計画経済】
一国の経済活動全般が、中央政府の意思のもとに計画的に管理・運営される経済体制。生産手段を公有化した社会主義国家経済の特徴の一つ。
けいかくちょうせいけいやく【計画調整契約】
電力会社が電力の安定供給などを目的に企業と結ぶ契約の一種。大口需要者へ割引料金で電力を供給する代わりに、企業の電力消費をピークとなる平日の昼間以外や休日などに計画的に振替えてもらうもの。→ピークシフト →随時調整契約
けいかくてき【計画的】
[形動]あらかじめ計画を立てて物事を行うさま。「—な犯行」
けいかくりゅうつうまい【計画流通米】
国内における供給と価格の安定のため、政府が生産・流通を管理する米。食糧法における区分の一つで、政府米と自主流通米をさした。平成16年(2004)の法改正により廃止。→計画外流通米 →民間流通米
けいかくていでん【計画停電】
電力需要が供給力を上回ることが予測される場合に、大規模な停電を回避するために、電力会社が事前に用途・日時・地域などを定めて電力の供給を一時停止すること。特に、地域を区分して順番に停止する場合は、輪番停電ともいう。 [補説]平成23年(2011)3月11日に発生した東日本大震災の影響によって東京電力の電力供給能力が大幅に低下したため、同月14日から1都8県で計画停電が実施された。
けいかくてきひなんくいき【計画的避難区域】
平成23年(2011)3月に発生した福島第一原発事故に伴い、政府が住民に対して、区域の指定から約1か月の間に避難のため立ち退くことを求めた区域。福島第一原子力発電所から半径20キロメートル以遠で、居住し続けた場合に放射線の年間積算線量が20ミリシーベルトに達する恐れがある地域。福島県の葛尾村・浪江町・飯舘村、および川俣町と南相馬市の一部。原子力災害対策特別措置法に基づいて、4月22日設定された。→緊急時避難準備区域 [補説]同年12月に原子炉が冷温停止状態に達した後、区域設定が見直され、翌平成24年(2012)4月から行政区単位で順次、年間積算線量に応じて、避難指示解除準備区域・居住制限区域・帰還困難区域に再編されている。
けいかくだおれ【計画倒れ】
計画しただけで実行にいたらないこと。「改革は—に終わった」
けいかくうんきゅう【計画運休】
交通機関が、台風の接近などに際して、被害を最小限にするために、事前に予告して運行をとりやめること。
けいかくがいダウンタイム【計画外ダウンタイム】
コンピューターシステムなどが稼働停止するダウンタイムのうち、事故や不具合など、計画外に行われたもの。→計画的ダウンタイム