[形][文]いぶか・し[シク]《上代は「いふかし」》
  1. 物事が不明であることを怪しく思うさま。疑わしい。「その説には―・い点がある」「―・そうな目つき」

  1. 知りたく思われて心が引かれるさま。

    1. 「あはれなりつる有り様も―・しくておはしぬ」〈・若紫〉

  1. 気がかりである。おぼつかない。

    1. 「相見ずて日 (け) 長くなりぬこのころはいかにさきくや―・し我妹 (わぎも) 」〈・六四八〉

[派生]いぶかしがる[動ラ五]いぶかしげ[形動]いぶかしさ[名]

出典:青空文庫