ろんこう-こうしょう【論功行賞】
功績の有無や大きさの程度を調べ、それに応じてふさわしい賞を与えること。▽「論功」は手柄の大小を調べること。「功こうを論ろんじ賞しょうを行おこなう」と訓読する。
- 出典
- 『魏志ぎし』明帝紀めいていき。「功を論じ賞を行い、各おのおの差さ有り」
- 用例
- この出来事は、重臣団をはじめ士卒の端々にいたるまで、激しい衝撃を与えずにはおかなかった。本来ならば論功行賞を授けられてしかるべき勝利の将軍(ジェネラーレ)が、その温厚慎重さのゆえに面責され、追放に処せられたのである。<辻邦生・安土往還記>