ろんりえんざん【論理演算】
《logical operation/logical connection》記号論理学の定義に従って論理式を演算し、推論・判断などの命題の真偽を求めること。四則演算以外の、論理積・論理和・否定などを求める演算。論理計算。命題算。ブール代数の基本演算なので、ブール演算またはブーリアン演算ともいう。
ろんりえんざんそし【論理演算素子】
⇒論理素子
ろんりかいろ【論理回路】
《logic circuit》論理演算を行う、コンピューターなどの電気回路。電流が流れれば真、流れなければ偽などと対応させる。論理和(オア)回路・論理積(アンド)回路・否定(ノット)回路・排他的論理和(エックスオア)回路・否定論理和(ノア)回路・否定論理積(ナンド)回路などのほか、それらを組み合わせたものもある。
ろんりがく【論理学】
正しい思考過程を経て真の認識に達するために、思考の法則・形式を明らかにする学問。伝統的なものはアリストテレスによって体系化され、スコラ学に受け継がれた形式論理学。現代においては記号と数学的演算を使用して思考をより厳密化しようとする記号論理学が成立。一方、対象を客観的に認識する能力としての思考を取り扱うものにカントの先験的論理学がある。ヘーゲルはこれを弁証法的論理学に発展させた。
ろんりがた【論理型】
⇒ブール型
ろんりきごう【論理記号】
記号論理学で、論理式を構成するのに用いる記号。論理積の「∧」、論理和の「∨」、否定の「〜」など。存在記号の「∃」、全称記号の「∀」を含めることもある。論理演算子。
ろんりけいさん【論理計算】
⇒論理演算 (ろんりえんざん)
ろんりゲート【論理ゲート】
《logic gate》⇒ゲート5
ろんりご【論理語】
論理学で、言語の要素のうち、語られる時・所によって変化する実質的な内容に対し、変化しない基本的かつ普遍的な形式的要素。「でない」「かつ」「または」「ならば」および述語論理における「すべて」「ある」など。論理定項。
ろんりしき【論理式】
論理記号を用いていくつかの命題を結び合わせた式。