出典:青空文庫
・・・まず湯にはいったり、講談本を読んだり、狭い町を散歩したり、――そ・・・ 芥川竜之介「温泉だより」
・・・」「どんな本を?」「講談本や何かですけれども。」 実際その家の窓・・・ 芥川竜之介「彼」
・・・「何、講談だそうだ。水戸黄門諸国めぐり――」 穂積中佐は苦笑した・・・ 芥川竜之介「将軍」
出典:gooニュース
尾上松緑と神田松鯉が織りなす歌舞伎×講談の世界 歌舞伎座で見事に交わった「無筆の出世」
歌舞伎俳優の尾上松緑(50)と講談師の神田松鯉(82)が3日、東京・歌舞伎座で「四月大歌舞伎」の初日を迎えた。 夜の部「無筆の出世」では松鯉が講談師として史上初めて歌舞伎座の公演に1カ月間通しで出演する。「荒川十太夫」「俵星玄蕃」に続く「講談シリーズ」の第3弾となる。 この日は明らかにされていなかった松鯉の出演方法が判明。
尾上松緑、講談シリーズ第3弾「無筆の出世」心温まる成功物語「ハッピーエンドなので、受け入れてもらえるのでは」
主演の松緑を中心に演出の西森英行、脚本の竹柴潤一と上演した「荒川十太夫」「俵星玄蕃」に続く講談シリーズ第3弾。講談の人間国宝・神田松鯉の講談を歌舞伎化した。読み書きのできない治助が、素直な人柄と、ひたむきな努力で出世を果たす、心温まる成功物語だ。 「恩を仇で返す」ではなく、「仇を恩で返す」がテーマ。
「人間の美学が描かれている」講談師・神田松鯉 新作歌舞伎「無筆の出世」歌舞伎座で上演
松鯉が口演した講談を基にした新作歌舞伎はこれまで赤穂義士外伝「荒川十太夫」「俵星玄蕃」が上演されており、本作は講談シリーズ第3弾。講談は講談師1人が登場人物すべてを演じ分けるが、松鯉は「歌舞伎は役者の方々が一人一人の登場人物に生命を吹き込み、本気で魂を打ち込んでやってくださるので、いい勉強になる」と話す。
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