ぶんごうめ【豊後梅】
梅の一品種。花は淡紅色で、八重咲きが多い。実は果肉が厚く、梅干しなどに用いる。《季 春》
ぶんごおもて【豊後表】
大分地方で栽培される七島 (しちとう) を用いた畳表。
ぶんごすいどう【豊後水道】
四国と九州との間の水道。太平洋と瀬戸内海とを結ぶ海域。
ぶんごぶし【豊後節】
1 浄瑠璃の流派の一。享保(1716〜1736)の末ごろ、都太夫一中の門人、宮古路国太夫(豊後掾 (ぶんごのじょう) )が京都で創始。特に江戸で流行したが、元文4年(1739)風俗を乱すとの理由で禁止された。 2 1およびそれから分派した常磐津 (ときわず) 節・富本節・清元節・新内節・薗八 (そのはち) 節・繁太夫 (しげたゆう) 節などの総称。豊後浄瑠璃。豊後諸流。 3 2のうち、特に常磐津節・富本節・清元節の三派。豊後三派。豊後三流。
ぶんごふどき【豊後風土記】
奈良時代の豊後国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。抄出本のみ現存。豊後国風土記。
ぶんごふじ【豊後富士】
由布岳の異称。
ぶんごのくに【豊後国】
⇒豊後