しょうちょうし【象徴詩】
象徴主義の立場から書かれた詩。
しょうちょうしゅぎ【象徴主義】
《(フランス)symbolisme》自然主義や高踏派の客観的表現に対し、内面的な世界を象徴的に表現しようとする芸術思潮。19世紀末、フランスに興った象徴派の詩を始まりとする。サンボリスム。シンボリズム。表象主義。
しょうちょうてき【象徴的】
[形動]ある物事を象徴するさま。「民意を表す—な意見」
しょうちょうてんのうせい【象徴天皇制】
日本国憲法に規定された天皇制。天皇は日本国および日本国民統合の象徴であり、国政に関する権能を有しないとされる。
しょうちょうは【象徴派】
《(フランス)symbolistes》象徴主義に属する詩人の一派。言語のもつ音楽的・映像的な側面に着目し、直接にはつかみにくい想念の世界を暗示的に表現しようとした。ボードレールを先駆者とし、マラルメ・ベルレーヌ・ランボーらが継承。日本には上田敏の訳詩によって紹介され、蒲原有明 (かんばらありあけ) ・北原白秋・三木露風・萩原朔太郎 (はぎわらさくたろう) らに影響を与えた。サンボリスト。
しょうちょうしゅ【象徴種】
ある地域の環境保全の重要性を、広く社会に訴求するために選ばれた種。ジャイアントパンダやトラのほか、地域固有種であるイリオモテヤマネコやアマミノクロウサギなど、知名度が高く、親しみやすい種が選ばれることが多い。
しょうちょうくうかん【象徴空間】
1 ある物事や概念を象徴的に表現する場所。「城址公園を地域の—として整備する」 2 ⇒民族共生象徴空間