貧乏人の子沢山
貧乏人にはとかく子供が多いということ。貧乏子沢山。
貧乏の花盛り
ますます貧乏になることのたとえ。「昔より食酒 (けざけ) を飲む者は—といふ事あり」〈浮・胸算用・五〉
貧乏暇無し
貧乏で生活に追われ、少しも時間のゆとりがない。「—で働く」
貧乏揺るぎもしない
⇒貧乏揺るぎ2
びんぼうかずら【貧乏葛】
ヤブガラシの別名。
びんぼうがみ【貧乏神】
1 人にとりついて貧乏にさせるという神。また、貧乏をもたらす人のたとえ。 2 相撲で、十両の筆頭力士の称。給金は十両でありながら、幕内力士とも取り組まされるところからいう。
びんぼうくじ【貧乏籤】
他と比べてひどく不利益なくじ。また、最も損な役まわり。「—を引く」
びんぼうげい【貧乏芸】
熱中するとしだいに財産をなくしてしまうような遊芸。
びんぼうしょう【貧乏性】
けちけちして大らかになれない性質。細かいことにくよくよする性質。
びんぼうせん【貧乏線】
統計上、それ以下の収入では一家の生活が支えられないぎりぎりの境界線。→貧困ライン