[名・形動]
1 みすぼらしく、見劣りのすること。また、そのさま。「造りが―だ」「―な体躯 (たいく) 」
2 乏しく、必要を満たすに十分でないこと。また、そのさま。「―なボキャブラリー」
出典:青空文庫
・・・を起させ得ないほど、貧弱なものだったかも知れない。だからもし妻と・・・ 芥川竜之介「開化の良人」
・・・どうも貧弱で、いやに小さくまとまっていて、その上またはなはだ軽佻・・・ 芥川竜之介「樗牛の事」
・・・片隅に、それも恐しく貧弱な縁へはいって、忘れられたように懸かって・・・ 芥川竜之介「沼地」