赤い糸で結ばれる
《結ばれる運命の男女は赤い糸でつながっているという俗信から》結婚する運命にある。→赤縄 (せきじょう)
赤い着物を着る
《もと、受刑者が赤い着物を着せられたところから》入獄する。刑務所で服役する。明治・大正期に使った言葉。
赤きは酒のとが
《「とが」は罪の意。顔の赤いのは酒のせいで自分の罪ではない、ということから》責任逃れをすること。
あかいピラミッド【赤いピラミッド】
《Red Pyramid》エジプト、ナイル川下流西岸にある古代エジプトの王墓群(ネクロポリス)、ダハシュールにあるピラミッドの通称。古王国第4王朝の創始者でクフ王の父であるスネフル王が建設。いわゆる方錐型ピラミッドとしては現存する最古のものとして知られる。基礎部分の一辺の長さ約220メートル、高さ約105メートル。名称は表面の花崗岩 (かこうがん) が赤く見えることに由来する。屈折ピラミッドとともに、「メンフィスとその墓地遺跡、ギザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。赤のピラミッド。
赤くなる
顔を赤らめる。赤面する。「好きな人を前にして—・る」
あかいきぞく【赤い貴族】
共産主義国家で、特権化した共産党や政府の幹部。→ノーメンクラトゥーラ