はしりずみ【走り炭】
「跳ね炭」に同じ。《季 冬》「うき人の顔にもかかれ—/召波」
はしりたかとび【走り高跳び】
陸上競技の種目の一。助走して片足で踏み切り、バーを落とさずに跳びこえ、その高さを競う跳躍競技。ハイジャンプ。 [補説](2024年9月現在)世界記録男子:2.45メートル(1993年7月27日 ハビエル=ソトマヨル キューバ)世界記録女子:2.09メートル(1987年8月30日 ステフカ=コスタディノバ ブルガリア)日本記録男子:2.35メートル(2019年2月2日 戸辺直人)日本記録女子:1.96メートル(2001年9月15日 今井美希)
はしりぢえ【走り知恵】
[名・形動ナリ]物事を早のみこみして思慮の浅いこと。また、そのさま。「ましてや—なる兄嫁なんどが何として知るべし」〈浮・五人女・一〉
はしりづかい【走り使い】
《「はしりつかい」とも》言いつかってこまごました用事に走りまわること。また、その人。
はしりづゆ【走り梅雨】
梅雨に先立って、ぐずつく天候。梅雨の前触れ。《季 夏》
はしりで【走り出】
門口。また、門口に近い所。一説に山などの地勢が横に低く続いているさまともいう。はしりいで。「我が二人見し—の堤に立てる槻 (つき) の木の」〈万・二一〇〉
はしりどころ【走野老】
ナス科の多年草。谷間の木陰に生え、高さ約60センチ。葉は楕円形で先がとがり、柔らかい。春、暗紅紫色の釣鐘状の花が咲く。全草にアルカロイドを含み、有毒。地下茎はトコロに似て太く、漢方で莨菪根 (ろうとこん) といい鎮痙 (ちんけい) ・鎮痛薬に用いる。
はしりば【走羽】
矢羽のうち、矢をつがえたときに垂直に上方へ向く羽。
はしりはばとび【走り幅跳び】
陸上競技の種目の一。助走して片足で踏み切って跳び、その跳んだ距離を競う跳躍競技。ブロードジャンプ。ロングジャンプ。 [補説](2024年9月現在)世界記録男子:8.95メートル(1991年8月30日 マイク=パウエル 米国)世界記録女子:7.52メートル(1988年6月11日 ガリナ=チスチャコワ ソビエト連邦)日本記録男子:8.40メートル(2019年8月17日 城山正太郎)日本記録女子:6.97メートル(2023年7月14日 秦澄美鈴 (はたすみれ) )
はしりび【走り火】
「跳ね火」に同じ。「人に逢はむつきのなきには思ひおきて胸—に心焼けをり」〈古今・雑体〉