蹣跚（まんさん）とは？意味・読み方・使い方

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まん‐さん【^×蹣^×跚】
の解説

［ト・タル］［文］［形動タリ］よろよろと歩くさま。

「酔漢漫 (みだ) りに胡乱 (うろん) の言辞を弄 (ろう) して、—として墓に向う」〈漱石・吾輩は猫である〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

蹣跚の例文(7)

出典：青空文庫

･･･さて百姓は蹣跚きながら我家に帰った。永い間女房を擲って居た。そう･･･著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ訳:森鴎外「犬」
･･･はその同伴なる老人の蹣跚たる酔歩に向かいて注意せり。渠は編み物の･･･泉鏡花「夜行巡査」
･･･教師、野中弥一、酔歩蹣跚の姿で、下手より、庭へ登場。右手に一升瓶･･･太宰治「春の枯葉」

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