出典:gooニュース
社説:コメの高止まり 政府一体で農政の見直しを
農水省は、今後5年間の農政の方向性を決める「食料・農業・農村基本計画」で、食料安全保障の強化を目指して農業構造を転換させる方針をまとめた。 農産物の国内生産を増やすとともに、輸出の促進を図り、コメの国内生産量を818万トンまで拡大させるとした。品薄となった際に、国内に回す「調整弁」とする狙いもある。
【コメ価格高騰】消費者重視の農政を(3月31日)
こうした大きな環境変化を踏まえれば、農政は一大転換を迫られていると言っても過言でない。 農水省は2027年度、水田政策で交付金制度を大きく見直す方針を示している。輸出拡大も支援するという。併せて、農家が一層、コメ作りに意欲を燃やし、産地と家庭間の目詰まりを生じさせない柔軟な流通方策も打ち出してもらいたい。(菅野龍太)
農政を頼り翻弄されてきた日本の農家、 自分の頭で考える農業の実践を
日本人の稲作は、時に農政に頼り、あるいは農政に翻弄されてきた歴史がある。しかし、これからの稲作農家に必要なことは自ら考えて経営することだ。「Wedge」2025年3月号に掲載されている「食料危機の正体 日本の農業はもっと強くできる」記事の内容を一部、限定公開いたします。
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