通い（かよい）とは？意味・読み方・使い方

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かよい〔かよひ〕【通い】
の解説

１
1. ㋐通うこと。行き来すること。「—の電車賃をもらう」「血の—がよくなる」
2. ㋑（「…がよい」の形で）名詞に付いて、一定の場所に定期的に、あるいは、頻繁に行き来することを表す。「塾—」「悪所—」

２自宅から職場に通うこと。通い勤め。「—の店員」

３「通い帳」の略。「—で買い物をする」

４宴席などで飲食の給仕をすること。
1. 「五六人の小僧がいて、料理方もあれば、—をするものもあった」〈藤村・千曲川のスケッチ〉

５手紙などのやりとり。
1. 「折々の御文の—など」〈源・澪標〉

類語

関連語

交通(こうつう)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

通いの例文(30)

出典：青空文庫

･･･人知れず、吉原の廓に通い出した。相方は和泉屋の楓と云う、所謂散茶･･･芥川竜之介「或敵打の話」
･･･勿論半之丞がお松に通いつめていたり、金に困っていたりしたことは全･･･芥川竜之介「温泉だより」
･･･音が通い、雫を帯びて、人待石――巨石の割目に茂った、露草の花、蓼･･･泉鏡花「瓜の涙」

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通いの前後の言葉

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