つうかきき【通貨危機】
通貨の対外的な価値が急激に下がることで、その通貨が流通する国・地域の経済に大きな混乱・打撃を与えること。新興国では、経済情勢が不安定なことに加え、外国為替相場の取引規模が比較的小さいため、ヘッジファンド等の巨額な投機的資金による攻撃(売り浴びせ)の対象となりやすく、通貨危機が発生しやすい。
つうかぎぞうおよびこうしざい【通貨偽造及び行使罪】
⇒通貨偽造及び行使等罪
つうかぎぞうおよびこうしとうざい【通貨偽造及び行使等罪】
使う目的で貨幣・紙幣などを偽造・変造したり、それらを使ったり他人に渡したりする罪。刑法第148条が禁じ、無期または3年以上の懲役に処せられる。通貨偽造及び行使罪。通貨偽造罪。通貨偽造行使罪。偽造通貨行使罪。
つうかぎぞうこうしざい【通貨偽造行使罪】
⇒通貨偽造及び行使等罪
つうかぎぞうざい【通貨偽造罪】
⇒通貨偽造及び行使等罪
つうかぎぞうじゅんびざい【通貨偽造準備罪】
⇒通貨偽造等準備罪
つうかぎぞうとうじゅんびざい【通貨偽造等準備罪】
貨幣・紙幣などを偽造するための器機や原料を準備する罪。刑法第153条が禁じ、3か月以上5年以下の懲役に処せられる。通貨偽造準備罪。
つうかしゅぎ【通貨主義】
1830〜40年代に英国で唱えられた通貨論争における主張の一。物価は通貨の量の増減によって騰落するから、銀行券の発行は金の流出入に応じて規制する必要があるとした。→銀行主義
つうかスワップきょうてい【通貨スワップ協定】
国・地域の中央銀行が、緊急時に協定の相手国から外貨の供給を受けるために結ぶ協定。例えば、自国通貨が信用危機などで下落した際、中央銀行は外貨を売り、自国通貨を買うことで為替レートの安定化を図るが、通貨スワップ協定が結ばれていれば、十分な外貨準備高がなくても外貨売りが可能になる。協定では、供与された通貨の用途や返済期限などについても併せて取り決めを行う。通貨交換協定。スワップ協定。→チェンマイイニシアチブ
つうかせいさく【通貨政策】
⇒金融政策