1 ある事柄から、それと関連のある事柄を思い浮かべること。また、その想念。「雲を見て綿菓子を―する」
2 心理学で、ある観念の意味内容・発音・外形の類似などにつれて、他の観念が起きてくること。観念連合。→連合2
出典:青空文庫
・・・いてい嗅覚の刺戟から聯想を生ずる結果らしい。そのまた嗅覚の刺戟な・・・ 芥川竜之介「お時儀」
・・・何小二は、どうか云う聯想の関係で、空に燃えている鮮やかな黄いろい・・・ 芥川竜之介「首が落ちた話」
・・・省作は玉から連想して、おとよさんの事を思い出し、穏やかな顔に、に・・・ 伊藤左千夫「隣の嫁」